セックスをもっと素敵なものにするには 『8割セックス』

協会発足のきっかけ 〜夏山編


こんにちは。夏山です。

今回は日本性知識協会発足のきっかけを書かせていただきます。

女性用風俗業界に従事していると日々様々な女性の“性の悩み”を耳にします。

〇セックスが痛くて辛い
〇気持ち良いと思えず楽しめない
〇パートナーとセックスレスになってしまった
〇イッたことがないのでイッてみたい

このような悩みの原因は男女ともに知識がないため発生するということがほとんどです。

セラピストという仕事を通して、このような問題を解決するお手伝いやアドバイスをさせて頂いていたのですが、一人の力では限界があり当然ではありますがたくさんの方々の悩みを解決することはできません。

一方で、お客様から「絶対に自分と同じように悩んでいる人がいるからもっと世の中に広めて欲しい」というお言葉を頂けることが多数ありました。

確かにインターネット上では性に関する情報が沢山ありますが、どの知識が正しいのか分かりづらい上に、ナマの情報を直接手にする場所がほとんどないなと感じていました。

実際に私は元々女性の体のことや技術などよく分からず、“セックスがうまくなりたい”や“他の男性に負けたくない”という気持ちが強かったため、セラピストという仕事を選んだのですが、そういった直接学べる場所がもしあれば、セラピストという仕事をしていなかった可能性もあります。

私は捨てるものもが何もなかったので、セラピストという仕事を選び女性の事や性のテクニックについて学んでいけたのですが、多くの男性はそういうわけにはいかないと思います。

また、女性は女性同士で下ネタを話す時は、かなり詳しいところまで話すと聞きますが、男性は「誰とした」や「どんな職業の子」としたなど表面的なことばかりで詳しい内容まで話すことがほとんどありません。

それに加え、セックスにおいてほとんどの場合は男性がリードする側なので、プライドが邪魔をして素直にパートナー女性に聞けないことが多いのではないでしょうか。 特に日本人は 国民性からそれが顕著に表れます。

そうなると余計に男性は知識や技術を向上させる場所がないなと思います。


私はこれまで何百回と失敗と反省と研究を繰り返し、お客様から「セックスがこんなに楽しいものだと知らなかった」という言葉を頂けるようにまでなりました。

この経験からセックスは才能なんかではなく、やる気と学ぶ場と相手を思いやる気持ちさえあれば誰しもが成長できるものだと確信しています。

学校では教えてもらえなかった、様々なリスクなどの知識も性を楽しむためには必要だということも学んできました。

見て覚えるテクニックだけではなく、相手の心や体、正しい性の知識を理解した上でのテクニックは何段階もセックスの質を上げるということも実感しています。

このように、お客様として来られる悩める女性や数年前の自分のような悩める男性の手助けができる場を作りたいという想いがあり協会を作る運びとなりました。

自分自身まだまだ未熟者ではありますが、少なからず皆様の力になれることがあると思います。この協会を通して、皆様と一緒に成長していく所存ですのでお力添えいただけましたら幸いです。

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