こんにちは。女性用風俗セラピストの夏山尚也です。
皆さんはセックスをしたことがありますでしょうか?
セックスをしたことがある方の中でさらにお聞きしたいのが、一番最初のセックスが上手くいったかどうかです。
最初から上手くできたという方はほとんどいないのではないでしょうか。
実は私夏山もはじめてのセックスは大失敗でした。
童貞を卒業したいという気持ちが先行して、知識がほとんどない状態にも関わらずセックスをしようとしたのが失敗の要因です。
私は当時18歳でその時お付き合いしていた彼女と自分の部屋で初めてセックスをすることになったのですが、童貞と処女どうしでした。
シャワーを浴びていなかったり、リビングには親がいる状況であったりと今思い返せば、色々と失敗をしていたなと思うのですが、一番大きな失敗の要因は恥ずかしながら女性が「濡れる」という概念が良く分かっていなかったことです。
私は彼女が全然濡れていない状態で挿入をしようとしてしまい、彼女にかなり痛い思いをさせてしまったのです。当然、そんな状況なので、はじめてのセックスは全然うまくいかず、ただ彼女に辛い思いをさせただけで終わりました。
当時の彼女に痛い思いをさせ、身体に過度な負担をかけさせてしまったことは本当に申し訳なかったなと反省しています。
当時の私のような失敗を皆様にして欲しくないため、今回この記事を書くことに決めました。基本的なことから見落としがちなことまで記載しましたので、是非参考にしていただけますと嬉しいです。
1. 準備
まずセックスをする前に必要な準備を確認しておきましょう。
1.1 コンドーム
まず、第一に必要だと考えるのがコンドームだと思います。コンドームは必ず用意して下さい。コンドーム無しのセックスをしようとすると女性からゴミ以下の扱いを受けます。大丈夫かとは思いますが、当然のエチケットなので必ず守ってください。
私の友人で、はじめてのセックスの時に、コンドームを持っていなくて、雰囲気をぶち壊しにしてしまった経験を持つ人がいます。友人はコンドームなしでも大丈夫かな…と淡い期待を抱いていたようですが、そのことで彼女をひどく悲しませてしまったようです。
コンドームはドラッグストアやコンビニでも売っていますし、ドンキホーテにはたくさんの種類のものが置いてあります。ラブホテルを利用する場合はコンドームが備え付けられていますが、1つもしくは2つしか置いてないのでご自身でも買っておいた方が安心です。
ちなみに、はじめてのセックスということなので、おススメのコンドームは『SKYN』です。
まず、『SKYN』は0.07mmでゴムに厚みがあるため、 他のコンドームと比べると『着けやすさ』が段違いに良いです。また、厚さに加え素材自体強度に優れているものを使用しているため、破れてしまうかもしれないという『心理的な不安が減少』します。
間違っても厚さが0.01mmのものは使わないようにしてください。 装着に苦戦する上に、心理的な不安も増幅させる結果になります。
ちなみにですが、『SKYN』はゴムアレルギーの方でも大丈夫な素材です。コンドームを装着すると萎える方が稀にいますが、その問題がゴムのサイズが合っていないということとゴムアレルギーであるということがあります。
また女性の中にもゴムアレルギーであることを気づかずに天然ゴムのコンドームでセックスをして、膣内を痛めている方がいます。このような心配を排除できるのも良い点です。これらのことは頭の片隅に置いておくと何かに役立つかもしれません。
次に『SKYN』をおススメの理由は『滑りの良さ』にあります。ゴム表面に潤滑液がたっぷりついている訳ではないのですが、滑りが良い素材であるため、女性側の痛みを和らげることができます。
ただし、 『SKYN』 には価格高いことと気持ち良すぎるという欠点があります。
5個入りで1,000円ほどするので、一般的なコンドームの倍以上の値段がします。そして、素材が素晴らしく着け心地がよいので、感度が高まります。つまりいきやすいです。はじめての方にとってはこれは欠点になるのではと思います。
これらの欠点を踏まえると、次におススメなのがオカモトの003(ゼロゼロスリー)シリーズです。

写真はアロエゼリーが入っているもので、他の製品と比べるとたっぷりと潤滑ゼリーがつけられています。なので、女性があまり濡れていない状態であってもある程度は痛みを軽減させることができます。
ゴムの装着に手間取っても、潤滑ゼリーがたっぷりついているので、ゴム自体の乾燥がしにくくなっています。
また、オカモトの003シリーズがおススメな理由は、コンドーム表面に『オモテ』の表記があるからです。コンドームによっては違う向きで袋に入っているので、薄暗い部屋ですと特に混乱して向きが分からなくなる時があります。ちなみにですが、オカモト003の一番ベーシックなタイプはよくラブホテルに置いてあります。
着け方として、最初にコンドームを袋の上から端に寄せます。(上右写真参照)これは袋を破る時にコンドームも一緒に破れないようにするためです。
上写真のように、向きに注意してコンドームを着けていきます。ちなみにですが、乾燥しないようにコンドームの封をあけるのは装着の直前になります。稀にセックスが始まる前に封をあけてしまう人がいるようなので、念のための確認です。
また、コンドーム装着の練習はあらかじめしておきましょう。明るいところだけではなく、暗いところでもきちんと着けられるか練習しておきます。コンドームの着け方はまた別の記事で書きますね!
1.2 潤滑ゼリー
これは心のお守りとして念のため持っておいた方が良いです。女性をたっぷり濡らすことができれば使用する必要はないのですが、うまくいかない時もあると思います。たっぷり濡れていない状態で挿入してしまうと、女性は痛みを生じます。相手がもし処女の方であれば必ず持参しておくようにしてください。
このリューブゼリーは個包装されているので、チューブタイプより非常に衛生的です。
1.3 爪
清潔感に関する記事に書いてありますが、特に爪には注意してください。爪をきちんと深爪にしておきましょう。爪を綺麗に切っていない状態で女性の身体や膣内を触ると擦り傷を作る場合がありますし、膣感染症の原因にもなります。
1.4 場所の確保
場所は自宅もしくはラブホテルを選んでください。シャワーがあり、ゆっくりリラックスした状態でできる場所が好ましいです。はじめてセックスをする時は色々と考えることがいっぱいになります。緊張で勃起しづらくなる可能性もあります。できるだけリラックスした状態で挑むためにも、学校やカラオケボックス(ダメですよ!)ということが無いようにしましょう。
1.5 歯磨き
ラブホテルには歯ブラシや洗口液が備え付けられていますが、それ以外の場所だとそれらを持参する必要があります。代替案として、ガムを噛むことをおススメしますが、エチケットですのでできる限りセックスの前は歯磨きをしましょう。
1.6 シャワー
興奮でいきなりセックスをしたくなる気持ちは分かりますが、シャワーを浴びてからセックスを始めましょう。
シャワーは先に入るか後に入るか女性に聞いてあげてください。どちらでも良ければ男性から先に入ります。女性が入る前にはタオルや部屋着を準備して手渡してあげましょう。そして、女性がシャワーを浴びている間に部屋の準備をしておきます。
1.7 部屋の準備
主に、照明と室温の調整です。
照明は暗くし過ぎると危ないので、程よい明るさに調整します。ラブホテルの場合、部屋の照明はお風呂場の照明と連動しているので気をつけてください。
室温は寒くならないように温度を設定します。エアコンをつける場合は風向きが直接ベッドに当たらないようします。
また、テレビが点いていたら男性が消しましょう。 女性はやる気満々であると思われたくないので、自分からはテレビを消せません。無音が嫌な場合はBGMをかけるのも良いです。
1.8 会話
ここまでの会話の中で自分がセックスが初めてであるということを匂わせるか直接言っておく方がよいです。初めてなのに、初めてではないように振舞うのは辞めておきましょう。女性はそれがなんとなく分かりますし、あらかじめ伝えておくと「かわいいな。」と思ってもらえますし、女性も配慮してくれます。何事もそうですが、背伸びはせずに、ありのままで大丈夫です。
2. 前戯
前戯で重要になってくるのが、コミュケーションをとることです。コミュニケーションをとることで、緊張は解けますし、セックスがより良いものになっていきます。
普段の会話と同じような感じでコミュニケーションをとります。たくさん声をかけることでお互いの緊張をほぐしましょう。リラックスするために、笑いが合っても良いと思います。ただし、ここでは雰囲気も同時に作っていかなければならないので、長文の会話は避けます。そもそも、セックス中の長文の会話は聞き取れないことが多いです。
なので「かわいいよ」「綺麗な脚だね」「痛くない?」「肌が気持ちいい」「くすぐったくない?」など短い文でかつ相手が簡潔に応えられる会話を心がけます。相手が素敵だなと思ったことをそのまま素直に伝えましょう。
間違っても「太っているね」「肌ザラザラだね」「あまり綺麗じゃないね」というようなマイナスの言葉は言わないでください。いいことは一つもありませんし、女性のトラウマにもなりかねません。間違った茶化し方をしないように気をつけましょう。
2.1 雰囲気づくり
まずは雰囲気づくりです。手をつないだり、ハグをすることで徐々に雰囲気を作っていくのが良いと思います。女性は空気を良くよんでくれるので、こちらがそのような雰囲気を出せば合わせてくれます。
2.2 キス
やはりセックスはキスで始まります。最初は優しいソフトなキスから始めてください。最初から唾液を流し込むようなキスはしてはいけません。
キスは女性によって好みが分かれるので、相手に合わせるキスが良いと思いますが、最初はなかなか難しいと思います。
なので、舌の動かし方やテクニックにこだわらず、愛情を込めて自分が気持ち良いと感じるキスを心がけるといいです。
また、口だけでなく、頬やおでこにするキスを喜ぶ女性は多いと思います。ただ、お化粧ががっつり取れてしまうようなキスはしないようにして下さい。
2.3 服の上から愛撫
今すぐにでも直接触りたい気持ちになりますが、まずは服の上から触らせて頂きましょう。キスをしながら、女性の腰やお尻そして胸など自分が触りたい部分を触らせて頂きます。あくまでも謙虚に…。
服や下着の上からでも女性は感じますし、段階を踏むことで、後で直接触った時の感度が高まります。
2.4 服を脱がせる
キスをしているタイミングで服の脱がせ方を確認しておくとスムーズにいきます。しかし、 女性の服は構造が複雑で脱がせ方がよく分からないものがあります。 分からない場合は無理に脱がせるのではなく、雰囲気を壊さない程度に聞くのが良いです。
服を脱がせると下着が見えると思いますが、女性はセックスの可能性がある日はお気に入りの綺麗な下着をつけていることが多いです。もし、下着がかわいいなとかセクシーであると思ったら褒めてあげるといいです。
そして、ブラジャーは両手で外しましょう。無理に片手で外そうとすると金具が壊れることがあります。ブラジャーは男性が思っている以上に結構値段が高いので気をつけましょう。
2.5 たっぷり愛撫
ブラを外すといよいよ直接の愛撫になります。愛撫はゆっくりするということと、じっくり優しくということだけ初めは頭に入れておけば良いと思います。興奮で速く、強くなり過ぎないように注意が必要です。
そして愛撫では女性に気持ちよくなってもらい、女性器をたっぷり濡らすということが重要になります。挿入に向けての準備です。
女性器が濡れているかどうかは目視ではなく、手で直接そっと触って確認してあげるのが良いです。じろじろ見て確認されるのは恥ずかしいと思います。
また、女性は緊張で濡れないことがあります。反対に気持ちよくないのに、身体の反応として濡れることがあります。
緊張はしてないか、本当に気持ちよくなってくれているかが顔の表情を見たり、話しかけたりすることでだんだん分かってきますし、それと同時に自分の緊張も解けてよりセックスが楽しめる状態になってきます。
自分が愛撫をすることで、自分の好きな女性が感じてくれたり、喜んでくれたりするというのが、セックスの醍醐味であり、楽しさを実感できるところだと思います。
濡れてもらうことは重要ですが、あなたが楽しむことも忘れないでくださいね!
3. 挿入
3.1 コンドームの装着
女性器の準備ができればいよいよ挿入です。
コンドームには潤滑液が少量ですが予めついています。しかし、時間が経つと乾いてきます。上に記載しましたが、コンドームが乾いていれば、女性は痛みを生じます。
もし、コンドームの装着や挿入に手間取り、乾いてしまった場合は潤滑ゼリーをコンドーム表面と膣の入り口に塗ってあげると良いです。
3.2 膣に挿入
膣の挿入はゆっくり丁寧にしましょう。これは相手が処女であろうが経験者であろうが関係なくです。いきなり挿入すると痛いです。ゆっくり丁寧に入れていき、「痛くない?大丈夫?」と確認をして気遣いましょう。
また同時に女性が我慢をしていないか、表情を見て確認します。逆に女性が男性に気を遣い我慢しようとすることが多々あります。
奥まで挿入することができれば、ピストンをいきなり始めるのではなく、1分程そのままの状態でキープします。これは膣をペニスの形に順応させる作業で、これをすることで女性は気持ち良さが倍増します。
キープは余裕があればで大丈夫です。動かない間はキスや愛撫をして、楽しみます。
そして、いよいよピストンです。しかし、ピストンも初めはゆっくり丁寧にしてください。間違ってもAVのような激しいピストンはしないでください。よく肌と肌がぶつかり合い激しく「パンッ!パンッ!」と音がなるピストンがありますが、これは痛みを伴うので辞めておく方がよいです。
相手の反応を確認しながら、ピストンの速さや挿入の角度を調整してみてください。
3.3 射精後
射精後はペニスが通常時に戻る前に速やかに膣内からペニスを抜きます。通常時に戻ってしまうと非常にコンドームが外れやすく、膣内に精子が漏れてしまいます。
またペニスを抜きコンドームを外した後、コンドームが破けていないか、精子が外に漏れていないかを確認してください。万が一精子が漏れていた場合はアフターピルを摂取していただく必要があります。
また、精液がついた手で女性器を触らないようにしてください。可能性としては低いですが、妊娠の確率がゼロとはいえません。手についてしまったら、ティッシュで綺麗に拭きとり、手を洗いましょう。
4. 後戯
女性にとって後戯はとても大切です。一緒に布団に入り、キスやハグをして、まったり過ごしてあげてください。すぐに1人でシャワーに行くのは絶対にNGです。
ゆっくり過ごしてから、一緒にシャワーに行きましょう。身体を洗ってあげたり、身体を拭いてあげたりしてください。別々に入ることを相手が望めば、先に入ってもらいます。
シャワーを終えたあともいっぱいキスをして愛情を伝えましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回はそんなの知っているよ!という基本的なことも書かせて頂きましたが、セックスをしたことが無い方にとってもは学びになる部分もあったのではないでしょうか。
上で述べたことは本当に基礎中の基礎ですし、はじめてのセックスという視点で書いています。
しっかりおさらいをして、是非はじめてのセックスを楽しい経験にしてみてください。応援しています!