こんにちは。女性用風俗セラピストの夏山尚也です。
皆さんはラブホテルに行きますでしょうか?
初めてラブホテルを利用する方は事前にどんなところなのかを調べておかないと結構テンパると思います。
私は初めてラブホテルに行った時、どういうところかよく分かっていなかったため、すごくあたふたしてしまい、パートナーの前で恥をかいてしまった記憶があります。
また、ラブホテルに行ったことがあったとしても女性をどうエスコートすればいいのか迷う方は意外と多いのではないでしょうか。
今回はラブホテルでスムーズに女性をエスコートする方法を順を追って説明させて頂きます。実際に私がお仕事でやっていることですので、これを読めば安心!と思っていただけるように書きました。是非参考にして頂けましたら幸いです。
新宿にあるホテル『XO新宿』さんを取材させて頂きました!
1. 準備
1.1 便利なアプリ
まず、ラブホテル検索に便利なアプリが『ハッピー・ホテル(ハピホテ)』です。
私は新しいラブホテルを開拓したい時や慣れていない地方に行く時にこのアプリを使用しています。
現在地や住所入力からラブホテルを検索できるので非常に便利です。
1.2 ラブホテルのシステム
ラブホテルのシステムには「ショートタイム」「休憩」「フリータイム(サービスタイム)」「宿泊」とあります。
「ショートタイム」は言葉のとおり、時間は短いけれどお安く利用できる料金体系です。都内ですと、90~120分の利用となる場所が多いです。
「休憩」は一番スタンダードな料金体系です。都内のホテルですと利用時間が3~4時間で設定されているところが多いです。
「フリータイム(サービスタイム)」は主に利用者の回転率が低い平日の朝から夕方くらいまでの時間に利用できることが多い料金体系です。長時間滞在することができて料金は「休憩」と同じなので、非常にお得な利用方法となります。
「宿泊」は夜の時間帯から朝まで利用できるシステムとなります。夜○時〜朝○時まで○○円という表記をされています。
※深夜時間帯は休憩やショートタイムが設定されておらず、宿泊のみになるホテルが多いです。事前に確認しましょう。
2. 女性をスムーズにエスコートする手順
2.1 事前にホテルの候補を3つ以上挙げておく
先程、ご紹介した『ハッピー・ホテル』で行くホテルを3つ以上調べておきます。3つ以上としたのはラブホテルは時間帯によっては混んでいて待ち時間が長くなってしまうことがあるためです。ちなみにラブホテルが混む時間帯は金曜日の夜、土日祝日の昼から夜にかけてです。
1つしか候補を調べていなく、空室が無かった時は慌ててしまうこともあるので、最低でも3つほど候補を絞っておきます。
また、土地勘がなかったり方向音痴の方は事前にホテルまでの道順を確認しておくとより良いです。私は仕事の時は待ち合わせ場所からホテルまでの道順を必ず事前に確認します。
2.2 ホテルに入室
ラブホテルに入る瞬間って慣れていてもなぜか少し緊張します。キョロキョロせずに堂々と入りましょう。
レディファーストを意識して先に女性を通してください。
2.3 部屋を選ぶ
部屋は写真のようなパネルがあるのでそこで選びます。空いていない部屋は光っていません。部屋ごとの料金が違うホテルは多いので、予算と相談してゆっくり決めてください。
料金の違いは部屋の広さや構造の違い、ソファーの有無、ジェットバスや露天風呂がついているかどうかで変わります。
また、予算を低くして「ショートタイム」に設定すると時間に追われてしまい、セックスが楽しめないということになりかねません。厳しいホテルですと時間が少しでも過ぎてしまうと延長料金を取られてしまいます。ゆっくり室内で過すためにも「休憩」以上を選ぶことをお薦めします。
部屋を決めるとパネルにボタンがあるのでそれを押します。私は初めてラブホテルに行った時にこのボタンを押すということが分からなくテンパってしまいました。ホテルによってはボタンが「ショートタイム」「休憩」「宿泊」とあるので、どれを選択するか間違えないようにしてください。
ボタンを押すとこのような部屋番号が書かれた紙が出てくるホテルと出てこないホテルがあります。
こちらのホテルはフロントが無人でしたので、そのまま部屋に上がります。(※3章に有人タイプのホテルの例を記載しています)
2.4 部屋に入室する
ホテルによって変わりますが、だいたいのホテルではどの部屋か分かりやすいように部屋番号が点滅してくれています。
いよいよ入室ですが、ここもレディファースト!扉を開けて先に女性を通してください。
脱いだ靴は揃えましょう。(靴を揃えた写真を撮るのを忘れてしまいました)そして内鍵をかけるのお忘れなく。
部屋に入るとすぐに、精算機がありました。一階のフロントの近くに精算機があるホテルもあります。また、清算は入室直後のところもあれば、退室時のところもありますので注意してください。
この部屋は広くて大きな鏡がある部屋でした。女性をたてて奥の席に座ってもらってください。
部屋のテレビが初めから点いていました。ラブホテルではこのようなエッチな映像が流れていることがあります。また、テレビが消えていても点けた瞬間にエッチなチャンネルになっていることがあります。なので、その時は動揺せずサッとチャンネルを変更するか電源を消しましょう。
ハンガーが置いてあるので、上着をかけてあげてください。また、室温はちょうどよいか女性に確認します。
そして手洗いうがいをお忘れなく!部屋に入ればいつイチャイチャする時間がやってくるか分かりません。手を清潔に保ち準備をしておきます。
2.5 会話をしてリラックスする
いきなりイチャイチャ始めるのもよいですが、そうではない時はできるだけリラックスして会話を楽しみます。
ラブホテルには特有の面白いものが設置されていることがあります。もし話が詰まったらこれらを話題にするのもありだと思います。話が盛り上がる鉄板のネタになるかと思うので上手く活用してみてください。この部屋には立ちバック台と年代を感じる電話が置いてありました。
また、最近の新しいホテルでは無くなりつつあるのですが、大人のおもちゃの販売機が置いてあるホテルがあります。いつもと違うセックスを楽しみたくておもちゃを使ってみたいけどそれが言いにくい方にとっては使用するいいきっかけになるので、話題にしてみるのもありだと思います。
このようなお茶のセットが置いてあります。お茶を入れてゆっくり一服するのもいいと思います。
電子レンジや販売用冷蔵庫、持込用の冷蔵庫もおいてあります。
冷蔵庫の中には500mlのお水をサービスで置いてくれているホテルが多いのですが、置いていないホテルもあります。お水は必須のものですので、事前にコンビニ等で二人分買っておいてください。
フードメニューやレンタル品もラブホテルは充実しています。
2.6 歯磨き
ゆっくり休んだらセックスに向かう準備を始めていきましょう。まず、歯ブラシが置いてあるので、一緒に磨きます。歯ブラシの封を開けて女性に渡してあげると親切だと思います。エチケットですので歯磨きは必ずしてくださいね。
2.7 お風呂の準備
次にお風呂の準備をします。足マットを敷いて、湯船をためるかどうか聞きましょう。体が温まった方が感度はよくなるので、湯船につかることをお薦めします。
お風呂はこんな感じでした。
ラブホテルのお風呂って結構広かったりジェットバスや入浴剤がついていることがあります。一緒にお風呂に入ってもいいと思いますが、最初は別々に入り、最後に一緒に入ってイチャイチャするのもありです。
最初別々に入ることで女性がお風呂に入っている間に部屋の準備を整えることができます。お風呂に入る順序はどちらが先でも良いのですが、女性がどちらでも良いと答えれば男性から先に入ってしまいましょう。
タオルとガウン(部屋着)が部屋のどこかにあるので用意します。脱いだ服を入れるカゴ(服をおく棚があれば不要)を近くにセットして、タオルとガウンを分かりやすいところに置いてください。女性に直接手渡ししても大丈夫です。
2.8 トイレに行く!
また、お風呂に入る前には必ずトイレにお互い行きましょう。シャワーをした後にトイレをしたくなると雰囲気を壊してトイレに行き再度シャワーを浴びるということになりかねません。トイレを我慢するもしくはさせてしまうとセックスに集中できなくなります。
なので、女性がトイレにいくそぶりが無ければ「トイレに行かなくて大丈夫?」と一言声をかけましょう。
ちなみに、ラブホテルのトイレは鍵がついていないところがあります。女性がトイレをしている間に扉を開けたくなりますが、それが許される関係性では無い限り我慢してください。
2.9 部屋の準備
部屋の準備ですが、まずは再度温度の確認です。冷えはセックスの大敵ですので、少し暑いと感じるくらいの温度に設定します。エアコンのリモコンはテーブルの周りに置いてあることが多いです。リモコンが無い場合は壁に温度調整のパネルが設置されているタイプであるということがありますので注意してください。
次に部屋の明かりを調整します。このようなパネルがベッドの近くにあります。だいたい部屋の明かりのパターン(色や電気がつく場所の違い)が5種類あり、調光ができるようになっています。
しかし、ここで注意ですが、部屋の明かりのパターンを変更するとお風呂の電気が点いたり消えたりしてしまいます。女性がこの間お風呂に入っていれば、部屋であれこれバタバタしているのがばれてしまいます。
これは私が初めてラブホテルを利用した時に犯したミスの1つです。お風呂から上がってきた彼女に「お風呂の電気消さんといてよ!笑」と怒られました。
それと私たちセラピストは有線でヒーリング系のBGMをかけることが多いのですが、無音が嫌な方にはこれをお薦めします。別にBGMはなくても良いと思いますが、無音が気になる女性が稀にいます。C19〜21がヒーリング系のBGMとなります(ホテルによっては違うので注意)。アップテンポな曲が好きな女性もいますので、好みに合わせましょう。
2.10 コンドームの準備
そして大事なのがコンドームの確認です。ベッドの脇やティッシュの側においてあることが多いです。紙や薄いビニールの袋に包まれていることが多いので、それらを外してすぐにコンドームが使える状態にしておきましょう。
ちなみにコンドームはだいたいのホテルで2つ置いています。しかし、1つしか置いていないホテルも稀にあります。コンドームの装着を失敗してしまうということがあるので、自分で事前に複数個用意しておいてください。
ベッドの下には電マが置いてありました。電マはこのようにベッドの足元に置いているホテルもあれば、ベッドの枕側に置いてあるホテルもあります。
使用する際は必ずコンドームを被せて使ってください。この準備は電マを使用する直前で大丈夫です。コンドームを被せることで衛生的ですし、性感染症の予防にもなります。
・・・これで部屋の準備は万端です。
リラックスして涼しい顔で待ちましょう。
女性がお風呂から上がってきたら、バスタオルをハンガー等で干します。たまに自分が使用したバスタオルで服や下着を隠すように置く方がいるので、その時はバスタオルを干すかどうか聞いてみてください。
そしてお風呂からあがると部屋が寒く感じることがあるので室温は大丈夫かを確認します。また、少し喉が乾いていると思うので水を飲むかどうかも確認します。
あとは雰囲気を作ってイチャイチャスタートです!
2.11 セックスの後
身体が熱くなり、汗をかいていると思うので布団を被るかの確認をします。それと声をたくさん出しているはずなので喉が乾いていると思います。水を飲むかの確認もしましょう。
ゆっくりベッドで休憩をしたら、一緒にお風呂に入ってイチャイチャです。
お風呂の前にバスタオルを用意しておいてください。
お風呂からでると身体をふいてあげるのも良いと思います。
また、髪の毛が濡れていれば乾かしてあげると喜ばれます。
2.12 最後に
最後に大事なのが後片付けです。女性は意外とこういうところを見ています。
コンドームのゴミはゴミ箱に捨ててあるか?ティッシュは散らばっていないか?ベッドやタオルはぐちゃぐちゃで放置されていないか?など確認して、できていなければササッと片付けましょう。
きちんと片付けている男性は意外と少ないので好感度アップです!
部屋を出る時は忘れ物がないかの確認をしてください。ピアスや指輪などの小物や携帯電話がよくラブホテルに忘れられているそうです。
そして、今回のホテルは鍵がありませんでしたが、鍵があるホテルは鍵をフロントに返却します。鍵を持たずに部屋を出ることのないようにしましょう。
そして余韻に浸りながら帰宅です。女性と別れるまではレディファーストを心がけください。最後まで気をぬかずに!
3. 番外編
上記でご紹介させて頂いた『XO新宿』は一般的でリーズナブルなホテルです。ちょっと古めですが、部屋が広くておもちゃなどが充実しているホテルといえるかもしれません。
当然ではありますが、ホテルによっては充実している部分が違います。中には、お部屋がちょっと狭いけど、新しくてお洒落でアメニティが揃っているホテルもあります。
下記に番外編として少し高級感がある別のラブホテルの例で、ご紹介させていただきます。
3.1 部屋が満室の場合
部屋が満室だった場合、パネルがこのようになっています。
ホテルにより表示形式が変わりますが、パネルが「満室」もしくは「準備中」となっていれば、フロントで「待ち時間はどのくらいか?」を聞いてみましょう。
利用してみたいと思ったホテルが満室であってもも10〜20分程度で部屋が空くようでしたら、待ってみるのはありだと思います。他のホテルを探しに行くのも意外と時間がかかります。
ホテルによってはこのようなウェイティングルームがあります。ここのホテルは充電器やソファーが置いてあるのでかなり充実しています。時間になると電話がかかってくるので従業員さんの指示に従ってください。
ちなみにですが、ウェイティングルームではエッチはしないでくださいね!笑
『XO新宿』と違いタッチパネルとなっています。またフロントが有人のホテルになります。なので、同様に部屋を選んだら、フロントで清算後、鍵を受けって部屋まで上がりましょう。
3.2 充実したアメニティ
いいホテルの利点は何と言ってもアメニティが充実していることだと思います。化粧水やヘアセット商品がそろっています。お泊まりで利用した時、女性は安心です。
また、お茶セットが凄すぎます。食器も綺麗です。
いい香りのシャンプーとボディソープが置いてありました。入浴剤もこんなにたくさんあります。
普通のホテルはタオルが1セットずつしかないのですが、このホテルはなんと2セットずつあります。最初の入浴時にタオルをわざわざ干さなくて良いので、気持ちよく使えます。
4. ラブホテル雑学
最後にラブホテル雑学をざっと書いてみました。
○女性2人では入れるけど、大抵のホテルは男性同士では入れない。(男性カップルの方は困るのでは?)
○3人以上で入れるホテルもあり、その場合料金が1.5倍以上になるが、必ず3人で入れるか事前にホテルに確認する。
○2人で泊まるなら、大抵は同地域のビジネスホテルよりラブホテルの方が設備が整っていて安い(ラブホテルならバストイレ別、バスタブが広い、化粧水などのアメニティが必ずある、ベッドが広い)。
○宿泊であれば事前予約ができるラブホテルもある。
○地域によって値段が全然違う(新宿、恵比寿、五反田は高い!宿泊料金は1.5万円くらい、ですが地方ですと1万円を切るところが多い。大阪難波でも綺麗なホテルで宿泊料金が1万円を切るところもある。)瀧本の節約好きカップルは地方にライブに行った時、あえてラブホテルに泊まるそうです。荷物も少なく済んで値段も安いのでお得です。
○実はホテルのHPやハピホテなどで、クーポンや割引券があるところが多い。ただ”2人で初めて”の利用の時はクーポンは使わず、ホテル代も割り勘にしない方が無難です。
○エレベーターはお客さん同士の顔を合わせないようにするため、他の人が乗っていると止まらないところがあるので、エレベーターにスルーされても焦らない。また、エレベーターが止まったとしても、人が乗っていれば乗り込まない(先に行ってもらう)ことがマナーです。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか?
ラブホテルにまだ行ったことが無い方はだいたいのイメージがついたのではないでしょうか。また、女性をエスコートする際に気が付かなかった部分もあったかと思います。
女性へのエスコートは上記のことだけではなく、もっと色んなパターンがあるかと思います。ご自身流を極めつつ参考にできそうな部分は参考にして頂いて、パートナーと素敵な時間を過ごして下さいましたら幸いです。