②検査前説明
そんなことをしている間に番号が呼ばれ、本日の流れが書かれたファイルをもらいます。

すぐに呼ばれ、『検査前説明』を受けます。
数点質問を聞かれます。
- HIVと梅毒の検査を受けたことがあるか?
- 保健所で受けたことがあるか?
- 検査を受けに来られたのに何か理由があるか?(リスク行為があったのか、定期検診か、等)
- 性別と年齢
これらの質問は本人の内情を探るためではなく、検査に必要な情報を聞かれるだけです。
◯HIVと梅毒の検査を受けたことがあるか?
→受けたことがなかったら、検査そのものについて詳しく説明。また、受けたことがあり、陽性が出たことがある方には(梅毒の場合)即日検査では再感染していなくても陽性が出てしまうため、それらの説明をする。
◯保健所で受けたことがあるか?
→受けたことがなければ、流れの説明。受けたことがあれば、前回受けた期間とどのくらい空いているかの確認。リスク行為の可能性を聞き、正しい検査の期日を伝えるため。(リスク行為が1ヶ月前だと検査では正しい反応が出ない可能性が高い等)
◯検査を受けに来られたのに何か理由があるか?
→先ほどのリスク行為からの期間の確認や、検査だけではなく、もし不安に思われていることがあればそれを聞き、サポートするため。
◯性別と年齢
→参考資料にするため
最後に、匿名での検査なので診断書や証明書の発行ができないことを伝えられます。
③採血
説明が終わると採血のため再度仕切りのある廊下の長椅子で待ちます。
数分したら呼ばれ、採血です。
ベテランの風格漂う看護士さんが採血してくださり、チクっとした痛み程度であっさり終わりました。受付に行き、ファイルを提出し、検査結果が出る時間を伝えられます。
私が受けたところは即日検査なので、「45分後に結果が出るのでその5分前には待合室にいてください」と言われました。
待合室で待っていても良いし、外出しても大丈夫です。名前も連絡先も聞かれないので、番号が書かれた引換券を渡されます。
私は待合室で待っていたのですが、30分程度で番号を呼ばれました。
④結果説明
別室に行き、『HIV即日検査結果成績表』と書かれた結果用紙をもらい、説明を受けます。

どちらも陰性でした。
ちなみに、
陰性=感染していない
陽性=感染している
です。
「陰性となった方へ」という今後の注意事項などが書かれた資料をもらいます。

結果が”陽性”や”判定保留”の場合は詳細な検査結果が出るのは1週間後以降になり、精密検査の案内を受けるようです。
梅毒の場合、一度感染したことのある方は梅毒への抗体を持ちます。その抗体が通常の検査ですと”陽性”反応となってしまい、完治していても陽性の結果が出てしまいます。ですので、毎回詳細検査が必要になります。
ただ、その”抗体”について間違った知識がかなりネットで流れているのですが、梅毒はカンジダのように免疫力が弱くなったら自己再発するようなものではありません。
きちんと治療し完治したら、自己再発することはありません。梅毒に対しての抗体を持つだけです。抗体を持っていても梅毒が完治していれば性行為をしても相手に感染することはありません。
ただし抗体を持っていても、また梅毒に感染している方と性行為やキスをしたら再感染します。風疹のように抗体を持っていれば感染しないものとは違います。
このあたりがネットでは間違って書かれていることが多いので、正しい知識を身につけ、変に不安がらず、しかし侮らず、きちんと検査していきましょう。梅毒は感染力は高いですが、早期発見早期治療をすれば治る病気です。定期的な検査が大事です。
最後に保健所への性病検査の簡単なアンケートを「よかったら書いてください」と言われたので、書いて帰って来ました。

このような検査が無料で受けられるのはとてもありがたいし、「匿名」「無料」というのは検査へのハードルがぐっと下がりますよね。
対応してくださる方々はどなたも皆感じの良い方で、安心して受けられました。
”イベント検査”なるものも行っているそうで、今度『先着30名限定 B型肝炎無料検査』が行われるそうです。
病院や性病検査キットで受けると、HIVと梅毒で最低でも5,000円はします。即日検査だともっと高いですし、B型肝炎も3,000円はするので、3種検査を受けるには1万円程!それを無料で行ってくれるので本当に受けやすいですよね。
性病検査に関しての電話相談なども受けてくれています。
心配事があって誰に相談したら良いかわからない方、検査を受けた方が良いか迷ってる方、検査費用がネックになってリスク行為をしたのに検査を受けずにいる方などいたら、ぜひ一度行ってみてください。
住んでいる地域でなくても受けられます。
自分の身と、大事な人を守りながら性を楽しむ為、検査しましょう!
